今年もお花見シーズン到来。楽しいはずの定番の行事も、参加者の顔ぶれによってはそうでなくなることもあるようだ。決して気の合う仲間ばかりではない、会社のお花見では、お酒が入り過ぎてありえないハプニングが続々と起こっているようで……。今回はOLたちに、せっかくのお花見気分が台無しになる“珍事件”の数々を紹介してもらいました。
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まさ(メーカー・31歳):今年もまたこの季節がきたね。
ノリ(IT・28歳):震災で気が重いけど、桜を見ると少しは気分が明るくなる。
あき(メーカー・27歳):でも、会社主催のお花見に参加するのは気が重い。今年は自粛気味だけど……。
ゆめ(広告・26歳):だよね。ウチはお祭り好きのバブル世代が恒例のコスプレの準備してる。
ノリ:好きだよね~。ウチの万年係長は、金髪のヅラかぶって女装するのが楽しみでさ。毎年、「今年はやめよっかな」なんていってんだけど、部下に「見たいですゥ~」とお願いさせるのが、もはや儀式化してるw
ちい(建設・27歳):ウチはセクハラ親父がここぞとばかりに近寄ってくる。ブルーシートで肩並べるから仕方ないんだけど、年々距離感を縮められてて、今年は吐息をずっと浴びせられてた?
まさ:セクハラも面倒だけど、流行りのネタのモノマネを見せられるのもウンザリだよね。古いとこでは「なんでだろ~」とか「武勇伝」とか「フォ~」だったけど、今年はやっぱりドドスコスコスコ……。
ゆめ:で、ラブ注入でしょ。もう飽きたっつーの。
ノリ:まだ、明るくていいじゃん。
※週刊ポスト2011年4月15日号