世界4大メジャーのひとつ米男子ゴルフツアー・マスターズで、自身初の予選突破を果たし、最終日には日本人選手としては21年ぶりのイーグルを記録するなどして、見事20位にはいった石川遼選手(19)。
しかし今回のマスターズでは、石川以上に注目を集めた日本人選手がいた。アマチュアとして参戦した松山英樹選手(19)だ。アマチュアとしてただひとり予選通過した彼は、石川とはわずか2打差の27位で、ベストアマに選ばれた。松山選手は、現在、大震災の被災地となった仙台市内にある東北福祉大学に通う大学2年生で、石川とは同い年。
「年は同じだし、しかもアマチュアの選手には負けられないという気持ちが強いんでしょう。昨年の日本オープンで対戦したときには、松山くんが3位で、自分は8位に終わりました。試合後、松山くんについてコメントを求められても“昨日と同じです” と珍しくピリピリした表情を浮かべたときがありました。いつもは丁寧に取材を受けてくれるだけに、ただならぬライバル心を感じたものでした」(ゴルフ担当記者)
※女性セブン2011年4月28日号