高齢化社会のなかで、介護とも医療とも違う、親孝行をテーマにした新たなサービスが登場している。
親の今後のことを考えるようになった世代に向けて、さまざまなサービスを展開している『オヤノコトネット』では、今年1月から「親と家族の物語」(36万7500円~)というDVD制作サービスを開始。
テレビ番組制作のプロが取材に訪れ、家族の思い出の写真を1枚1枚つなぎ合わせ、ひとつの映像作品にする。ナレーションはプロのナレーターが担当。希望があれば追加料金で有名声優などにナレーションを依頼するのも可能だ。
「親の若いころの話やどういう経緯でふたりが結婚したのかなど、意外と知らない親の一面ってたくさんあると思うんです。そんな話を子供が聞くきっかけになると思います。また、写真を集めるなど親子でコミュニケーションをとりながら作っていくので、家族の絆がより強くなるのでは」(代表の大澤尚宏さん)
制作には打ち合わせを含めて、約1か月かかるという。
※女性セブン2011年4月28日号