「親孝行したことはありますか?」と問われて、躊躇なく「はい」と答えられる人はどれくらいいるだろう。まして、その孝行が本当に“孝行”かは…。女性セブンのサイトクラブ「セブンズクラブ」などで親世代、子世代総勢200人にアンケートを行った。その中で、「いままでされてうれしかった親孝行は?」という質問から親世代のホンネを集めてみた。
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孫が生まれたこと。(73才・無職男性)
毎年の行事ごとのプレゼント。折にふれ外食や自宅のパーティーに招待してくれること。(76才・無職男性)
子供ががんばって人の役に立っていること。(72才・自営、自由業女性)
老後ひとりになったとき、一緒に暮らそうといってくれたこと。(67才・専業主婦)
「結局、母さんとそっくりの嫁をもらったんだよね」。最高の言葉。(69才・専業主婦)
子供が嫁に行ったこと。(73才・無職男性)
初孫の成長記録を「孫便り」として毎月送ってくれる。時間が空いたときには読み返して心を和ませてもらっている。いちばんの親孝行。(63才・専業主婦)
先日の大地震、息子から先に安否確認の電話をもらった。日常の何気ないひと言がホッとする。(69才・専業主婦)
銀婚式に25年もののワインをプレゼントされた。(61才・会社、法人の経営者男性)
親が子供の面倒を見るのは当たり前のこと。している、してもらったという意識はない。(68才・専業主婦)
子供が成人してから酒を飲みにつきあってくれた。(72才・無職男性)
雪かきに来てくれる。雪をどけないと外出もできない地域なので、日々の心遣いに感謝している。(76才・専業主婦)
「お母さんのまねして看護師になったの」という言葉。(59才・正社員女性)
息子が東大に現役合格し、経済的負担をかけなかったこと。(64才・専業主婦)
※女性セブン2011年4月28日号