「女子アナ王国」の名をほしいままにしているフジテレビから、高島彩(32)、長野翼(30)という2人の人気アナが相次いで退社した。貴重な人材2名を失い、だれがフジテレビを支えていくのか。その最有力候補が、『ニュースJAPAN』のキャスター、秋元優里アナ(27)だ。フジの報道局スタッフがいう。
「秋元アナは“ここが勝負所”と相当入れ込んでますね。4月中旬には自ら志願して被災地入りした。おそらく、震災後すぐに被災地に入った安藤さんを意識しているんだと思います。安藤さんは、“キャスターは現場に入ってナンボ”が口癖ですから」
一方、退社した高島彩の後釜として『めざましテレビ』のメーンキャスターになった生野陽子アナ(26)をめぐる状況は厳しいようだ。
「報道セクションからめざましのスタッフに“重要ニュースは生野に読ませるな”と注文をつけたほど、原稿読みに不安があるんです。素朴でいい子だけど、難しい言葉が並ぶと噛んじゃうしエースにはほど遠い」(フジの報道局スタッフ)
生野アナをはじめ、フジの20代女子アナは、総じて意気消沈しているという。フジのある女性スタッフがいう。
「世の中の自粛ムードを考慮してか、アナウンス室には外での飲み会を控えるようにという“合コン禁止令”ともいえるお達しが出たそうです。それに震災以降、衣装もすっかり変わってしまったんです。
ミニスカートや露出の多いキャミソールなどはほとんどなくなり、ダークカラーのスーツやパンツルックなどが中心になりました。口紅やチークの色味などメイクもかなり抑えめになりましたしね。生野さんは、“メイクが変わって誰だか分からなかった”と局内で話題になってました(笑い)」
※週刊ポスト2011年4月29日号