今回の大震災では、安否確認や情報収集におおいに役立ったという声もあるスマートフォン。実際にスマホがあって便利だったというユーザーに、いかに使えたかをリサーチしました。
「震災当初は実家の家族と連絡がつかず、安否確認もできませんでしたが、ツイッターのアプリで実家周辺のつぶやきを検索。情報を拾っていくと被害はほとんどなくひと安心」(gooが運営する『gooスマホ部に訊け!』(http://sp.oshiete.goo.ne.jp/)の部員・ぴょんさん)。
実際、被災地の人々もツイッターで炊き出し場所や救援物資の情報などを交換していたという。
「計画停電を検索できるアプリが役立ちました。自分が住んでいる地域だけでなく、仕事で行く場所の停電状況も調べられたので助かりました」(節約アドバイザー・和田由貴さん)
「震災当日、電車がストップし帰宅難民に。そんなときツイッターのアプリを使って、いまいる場所を検索すると、“○○カフェが無料でスープをふるまっている”“○○が宿泊先として開放している”などの情報が入手でき、その場所をスマホの地図で確認し、迷うことなくたどり着けました」(42才・パート)
「地震のとき動揺して、タッチパネル操作がうまくいかず…。そこで地震情報を知るためスマホに向い“地震”といったら、音声検索ですぐに情報がみつかりました」(40才・主婦)
※女性セブン2011年4月28日号