高齢化が進む現在、介護でも医療でもない形での親孝行をテーマとしたサービスが登場している。なかでも人気なのがオリジナルのプレゼント。世界にひとつしかないオリジナルアイテムを贈る人が増えているのだという。
『佐志生工芸村 名前の詩干支.com』では、名前を頭文字にして詩人の毛利拓斗さんが詩を作り、墨彩で書画に仕上げてくれる(1万500円~)。還暦や金婚式など記念日を迎えた両親へ贈る人が多く、いまや年間3000件の注文が。
一方、孫の絵などの作品をアレンジし、アートフレーム(1万5000円〜)やTシャツ(3800円〜)などの作品に仕上げるのは『ピカソランド』。幼児の線描のみの絵にアートクリエーターの手が加わり、ユニークで楽しいものに。
もっとも手軽なプレゼントは孫の写真を送ること。メールで送れる「デジタルフォトフレーム」(本体価格はNTTドコモで約2万円。契約し、指定の料金プランも月々かかる。au、ソフトバンクなどでも販売)も人気。孫の写真は、どんな高価なプレゼントよりも価値があるようだ。
※女性セブン2011年4月28日号