2011年3月11日14時46分。東日本大震災が発生し、東北地方を中心に甚大な被害を与えた。風水建築デザイナーの直居由美里氏は、こう話す。
「この3月は、風水的にも地震が起こりやすい時期でした」
直居氏はさらに続ける。
「九星気学では、八方位と真ん中の中宮を9つの星が巡ります。震災が起こる前日の3月10日は、3つの盤すべて七赤金星が中宮でした。そして、地震を表す強いエネルギーの三碧木星が北に回っています。
翌日の11日の盤では、三碧木星が一気に南に上がります。東洋の占いでは、北を地面の下であり、南を天空とします。地下から一気に上昇した三碧木星のエネルギーで地面が大きく揺れたと解釈できます。そして東北の方位には一白水星という水を示す星がはいっていましたから、東北を津波という大きな水が襲ったのではないでしょうか」
1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災を予言していた占星術師・錢天牛氏の2代目を務める長男もこう話す。
「占星術は、太陽と月、そして8つの惑星がどの星座に位置しているのかを見て、読み解くものです。実は3月12日、7年に1度の周期で移動する天王星が魚座から牡羊座に移動しました。惑星にはそれぞれ意味があり、例えば冥王星は死を、火星はトラブルを、天王星は突発的な出来事、事件、天災を意味します。阪神・淡路大震災が起きたのは、冥王星が移動する日でした。惑星が移動する前後には大きな出来事が起きるといわれていますので、震災と無関係だったとはいえないでしょう」
※女性セブン2011年5月5日号