東日本大震災で被害を受けた人々の力になりたい。そんな思いから著名人たちが続々と被災地へと駈けつけた。
宮城・石巻では、渡哲也(69)をはじめとする石原軍団が7日間、1万5000食を提供した炊き出し。阪神・淡路大震災(1995年)のときにも実行したことがあり、所属する俳優のほか、かつてドラマで渡と親子役を演じた上戸彩(25)も参加した。温かいメニューに人々は大感激。炊き出し4日目には仕事のため遅れていた神田正輝(60)が合流した。「“いっしょに食べよう”という気持ちでやりたい」と寝袋の集団生活で被災者のために働いた。(炊き出しは4月14日~20日)
創傷形成手術セット、お風呂とシャワーの入浴セット5個とともに同志を募って宮城・石巻入りしたのは、カリスマ美容外科医・高須克弥院長(66)。けがの治療を続けるうちに「プチ整形してごきげんのお嬢さん」も(院長のブログから)。(4月3~6日)
宮城県ゆかりの武将・伊達政宗を演じた渡辺謙(51)(1987年、NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』)は妻の南果歩(47)と、宮城・石巻、女川の避難所5か所を順次訪れた。支援物資を届け、地元FMラジオに出演、記念撮影にも。(4月14日)
故郷を訪れたのは、宮城・女川出身の中村雅俊(60)。大震災発生直後は、「親戚、友人の多くと連絡が取れていない」と悲痛なコメントを。現地で復興連絡協議会の旗揚げに参加した。(4月14日)
※女性セブン2011年5月5日号