東日本大震災の発生から1か月半、被災地は復興に向けて一歩ずつ歩み始めているが、まだまだ避難所暮らしを余儀なくされている人々も多い。そこに届けられる著名人の励ましの思い、とぎれることなく続いている。
4月12日、宮城・石巻を訪れたのは、日本赤十字社の広報特使を務めている藤原紀香(39)。「実際に被災地で皆さんの心のケアに当たりたい」との願いを実現させたもので、避難所や救護所を精力的に回った。
“キングカズ”ことJ2横浜FCの三浦知良選手(44)は4月17日、選手、監督、スタッフとともに岩手県・盛岡市の県営陸上競技場でカレーの炊き出しを行った。食後は大歓声のなか、サッカーで子供たちと交歓した。
19日には、福島第一原子力発電所の事故で避難を続けている周辺住民を激励するため、妻の伍代夏子(49)と共に宮城県・石巻市の避難所を訪れた杉良太郎(66)。炊き出しを行い、「原発事故は人災」と話した。
超新星のメンバーのうち5人は、国連の支援活動の一環として大船渡と陸前高田を訪れた。両市に住む複数の女性から寄せられた手紙がきっかけだという。熱い視線を集めていた。
※女性セブン2011年5月12日・19日号