「好きな女子アナランキング」で1位に輝いた女性とは思えない。日本テレビのナンバーワンアナ・西尾由佳理(33)が、『ズームイン!!SUPER』以降、仕事がほとんどない状況が続いている。
ある日テレ局員がいう。
「レギュラーの仕事といえば、2週間に1本撮りの『世界まる見え! テレビ特捜部』だけ。実質週休6日、1週間何もしない週だってあるんです。アナウンス部では、毎日ずっとパソコンのモニターを眺め、震災関連のニュースをまとめて緊急の報道に備えているようですが、基本的には毎日定時に帰るようです」
6年間、月~金の帯番組を続けるという激務の直後だけに、今は「息抜き」が必要という判断なのかもしれない。しかし、当代随一のエースアナが一日中ボーッとしているというのは何だかおかしいような気がするのだが……。
その理由を、前出・日テレ局員が分析する。
「テレビでは快活なイメージの西尾アナですが、実は付き合いが悪いことで有名なんです。日テレ17階の社員食堂では、週刊誌や新聞を読みながらいつも一人で黙々と食べているし、飲み会にもまったくといっていいほど来ない。
“飲みにいかない?”と誘って、“なんで?”と聞き返された社員やスタッフは数知れず。そんな人だし、『ズームイン』時代から“給料より休日がほしい”“定時に帰りたい”が口癖だったから、プロデューサーたちも気軽に番組出演のオファーができないのかもしれない」
そんな西尾アナだが、アナウンサーとしての実力は折り紙付き。日テレは新賃金制度で局員の給与ベースが下がったこともあり、局上層部はフリー転身を恐れているのだとか。
別の日テレ関係者がいう。
「彼女は、『ズームイン』の激務の間にも環境社会検定の資格をとったほど、環境問題への関心が強い。今年も司会を務める可能性が高い『24時間テレビ』が終わったら、さっさと退社するんじゃないかとの説もある。局側は、彼女の希望する報道番組のポストを提示するともっぱらの噂です」
※週刊ポスト2011年5月6日・13日号