1回のライブは500円。ギャラより高い交通費など、売れないお笑い芸人は貧乏話に事欠かない。ギャラが安すぎるせいで生活難に陥るのは分かるが、自らの行動で貧乏になるように仕向けてネタにしているかのような芸人がいる。お笑いコンビ・アップルパインのみほ(30)だ。
「いっぱいおっぱいチェリーパイ」のギャグで、チェリーパイ時代にプチブレイクした経験を持つ彼女。貧乏エピソードについて聞いたという芸能関係者はこう話す。
「チェリーパイ当時、住んでいた部屋の家賃を半年以上滞納していたという話を聞いたことがあります。水着を買うお金もんなく、1着の水着をずっと着ていたそうです。若手芸人は売れ始めのときが1番大変で、ギャラが安いのに拘束時間が長い。アルバイトをする時間もないので、この時期ド貧乏になるのはわかるのですが…」
現在は先輩芸人の経営するバーでホステスのアルバイトをしているという彼女。なんと時給は1000円。帰宅時にはタクシーを使うためほとんどお金が残らないのだとか。
「店には芸能関係者や芸能人がたくさん来て、トークの勉強にもなると喜んで働いているようです」(前出の芸能関係者)
これ以外にも、みほには自らを貧乏に陥れるエピソードが満載。
「東京に上京してきた当時、親切にしてくれた知らない男性から300万円するダイヤのネックレスを購入。契約書を書いたらその後、消費者金融からの請求書が届いたそうです。また、仙人と名乗る男性から500ミリリットルで3000円の“幸せになる水”を買っていたことも。ネタなのか天然なのかは不明です」
アルバイトでトークを勉強中のみほ。貧乏エピソードをトーク番組で語る日がいつか来るだろうか。