自分を大きく見せようとするとき、つい嘘をついてしまうのは誰でもあるもの。虚勢を張る人は、たいていの場合、職場の嫌われ者になるだけだが、実力が伴わずにホラ話が行きすぎると、業務に重大な支障が生じ、他人に迷惑を掛けてしまう恐れも。そこで今回は、経歴詐称から絶倫自慢まで、「許せないホラ吹き」についてOLたちに語ってもらいました。
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まこ(機械・27歳):盛り盛りのモテ自慢も引くよね~。
アキ(広告・29歳):ウチにもいる。営業に自称・細川茂樹似がいるんだけど、営業先でのモテ伝説を吹いてきてね。
まこ:どんななの?
アキ:まず、深田恭子似と西川史子似の女性2人に告白されて、どちらも選べず二股かけてるっていうんだけど、実際は、ウチの社によく出入りする40代の保険のオバちゃんらしく、太ったのと痩せたの両方に猛烈にアタックされてるだけだったり……。
まこ:だっせ~。
アキ:取引先では、杉本彩ばりの年上女性から、会う度にプレゼント貰ってるっていうけど、真相は掃除のオバちゃんが缶コーヒー買ってくれるだけだったり……。
くり(IT・27歳):完全に妄想癖があるね。ウチにも厄介なのがいる。小太りのオタク系なんだけど、よく通りすがりの事務の子を引き留めて「元カノ」とかいって、グラビアアイドルの画像を見せてるの。
面白いから「なんで別れたの?」って突っ込むと、「オレの仕事が忙しくなっちゃってさ」とかいうんだけど、そいつは社内で全然仕事しないって有名だから、「もうちょいマシなウソつけや!」って笑われてる。
※週刊ポスト2011年5月6日・13日号