いくら外見を磨いても、立ち居振る舞いに見え隠れするオバサンくささ。いつまでも恋愛対象に見られる“現役女性”のオーラをさりげなく放つために必要なものはなにか?
現役度が高いからといって、必ずしも「現実に恋愛している」必要はない。「遠くのスターより、近所のお気に入りをつくる」と語るのは心理カウンセラーの塚越友子さん。
近所のコンビニのちょっと素敵な男子バイトくんなど、視線を直接感じられる“お気に”を見つけるほうが即効性が高いという。つっかけはやめて髪をとかし、口紅くらいはつけていこうとなるはず。ほんわかした恋心で女の“やる気スイッチ”を入れる。
「男性はゆったりとした雰囲気の女性に、しっとり感や余裕を感じ、女を感じます。若いうちの“ゆったり”は天然だけれど、40才をすぎたあたりからは、意識して身につけて。落ち着きが、知性、品性につながるんです。完璧には無理かもしれませんが、意識するだけでもその人なりの精神的余裕=艶や現役感は引き出されます」(塚越さん)
若いころとは違う魅力。それは一歩下がっているように見えて、実は周回リードしている、というのが大人のオンナなのかも。ほどよい“女性として意識し、意識される”状況を生み出して。
※女性セブン2011年5月12日・19日号