【書評】『かばん屋の相続』(池井戸潤/文春文庫/610円)
* * *
「松田かばん」の社長が急逝し残された息子ふたりは、兄の持っていた遺言書で深刻な事態に陥った。遺言には店を実質運営していた弟ではなく、大手銀行に勤めていた兄に譲るという内容だった。取引信金の小倉はその一部始終を見るが……。表題作ほか5編。(天)
※週刊ポスト2011年5月6日・13日号
【書評】『かばん屋の相続』(池井戸潤/文春文庫/610円)
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「松田かばん」の社長が急逝し残された息子ふたりは、兄の持っていた遺言書で深刻な事態に陥った。遺言には店を実質運営していた弟ではなく、大手銀行に勤めていた兄に譲るという内容だった。取引信金の小倉はその一部始終を見るが……。表題作ほか5編。(天)
※週刊ポスト2011年5月6日・13日号