小遣いアップをねだる夫に対し、その要求をビシリと拒否する方法を28才女性が語ります。(女性セブン1988年2月25日号より)
* * *
「あなた、主婦業をお金に換算するといくらだと思う? 18万円なのよ」というのが私の口癖。
月給が手取り24万円で、夫の小遣いは4万5000円。「少ないからアップしてくれよ」と要求してこないようにと、私のけん制作戦なの。
「ゴミ当番、お風呂当番もオレ。日曜日の家庭サービスだって車の運転はオレじゃないか。亭主の家庭内労働も金に換算してくれよ」といってきたけど「お互い協力するのが家庭でしょう」と切り返してやったわ。
「ベースアップがお望みなら、私がつけている家計簿のように、小遣いの明細書を出しなさい」
このひとことがトドメだわね。(電卓と親友の妻・28才)