肌は臓器のひとつ。食べることで栄養を摂り入れ、肌細胞は作られる。だからこそ、バランスの良い食事を心がけることが美肌に好ましい。そこで、食事で心がけてほしいのが“良質なオイル”の摂取。
アオハルクリニック内科部長・青木晃さんはこういう。
「豚や牛などの動物性脂肪は、飽和脂肪酸と呼ばれ老化を促進させます。美肌には、血液をサラサラにし、栄養と酸素を肌に届けてくれる不飽和脂肪酸が必須。ただ体のなかで作りだすことができないので、食事で摂ることが必要です。特に不飽和脂肪酸は青魚(イワシ、サバ、アジなど)に多いので、意識して食べましょう」
肌の潤いのためには、植物性の良質なオイルを選ぶことも大切という。
「オリーブ油、えごま油、アマニ油などをサラダにかけるなどして、1日小さじ1杯程度、摂るようにするのがお勧めです」(青木さん)
※女性セブン2011年5月12日・19日号