今年の年末にフジテレビ系で放送が決まった『THE MANZAI 2011』。開催に伴い、“M-1ショック”(M-1が終了したことへのショック)を抱えていた現在劇場を中心に活動している若手漫才師たちが、ふたたび息巻いている。
昨今のお笑い番組に数回ではあるが、出演を果たしてきた実力派漫才師Aに話を聞いてみた。「日の目を見る機会を与えてもらえたと思っています。予選まで時間がないですが、全力でぶつかっていきたいと思う」
しかし、未だ情報が少なく、ベールに包まれた状態の『THE MANZAI 2011』。芸歴の制限がないことについて、こうも話してくれた。
「もしもTHE MANZAIがM-1のチャンピオン大会のようなものになるとしたら、僕らの出る幕はないかもしれませんね(笑)地方審査があるみたいだし、そうなったらどうしても有名な先輩たちにはかなわない気がして…。どのラインまでが出るのか、楽屋で他の芸人たちといつも話しています。それでも、目標になる番組ができて本当によかった。このチャンスをぜひ活かしたい」
5月中旬から予選会をスタートさせる『THE MANZAI 2011』。約2000組の参加を想定しているようだが、今後どんな漫才師が参戦するのか、また新たなスターが誕生するのか、注目が集まるところだ。