電力不足が懸念される今年の夏。気になるのが、冷蔵保存の食品。そこで万が一にもあわてない冷蔵ワザを紹介します。
とはいっても特別なものを準備する必要はなし。冷蔵庫は電気が切れても、断熱効果抜群の“クーラーボックス”。ペットボトルに水を凍らせれば、立派な保冷剤になります。計画停電の直前に凍らせたペットボトルを冷蔵室に入れれば、3時間程度は大丈夫! 冷気は下にたまるので、ペットボトル(氷)は上段に置くのが効果的。
保冷する一方で、解凍も上手にこなす。電子レンジの解凍機能を使わなくても、解凍は可能。
「肉や魚、特に刺し身は、ゆっくり冷蔵室で解凍したほうがおいしいんですよ。計画停電がある場合は、あえて冷凍食材を使い切るのも手。停電中に冷蔵室で解凍しましょう」(料理研究家・大島菊枝さん)。
フルーツ缶詰や野菜ポタージュも、自然解凍して食べると、ほどよくひんやり。「夏のデザートやスープにもってこいですから、冷凍しておくといいですよ」
※女性セブン2011年5月26日号