“好感”で結びつくばかりでないのが女友達。そこには“欲得”“見栄”“都合”など種類はさまざま。女友達にまつわる実体験エピソードを46才の女性が告白!
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お金持ちのお嬢だったJ子が、ヤンキーあがりの男と駆け落ち同然で結婚したのがケチのつきはじめ。
会えば水仕事で荒れた手をこすり合わせて、稼ぎが少ないくせにいばり散らす亭主のグチと、成績の悪い子供の話。
美少女だった昔のおもかげは見るかげもないJ子に「そっちはどう?」って聞かれてごらん。主人は同期でいちばんに出世階段をかけ上がり、息子は現役でT大に合格して…なんていえる?
「いろいろ大変よ」と言葉を濁してたんだけど、J子にペラペラ話す女友達がいてさ。つい先日、「あんた、だましてたのねっ」ってののしられた。
私は友達だからこそ、気を使ったつもりだったのに。
※女性セブン2011年5月26日号