どうしても許せない! 日ごろ、夫に感じている不満をぶつけてくれたのは、愛知県在住の市役所職員のYさん(44才)。長男(22才)、長女(20才)、次女(15才)と5LDKの一戸建てに暮らす地方公務員の夫(58才)は、なんとも恥ずかしい国際派気取り夫だ。
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私とダンナの年の差は14才。大反対の両親を説得しきれず、デキ婚で突破しちゃったけど、夫婦の年の差って年々、溝が深くなるのよね。たとえばダンナが“頭がいい”という人は必ず、絶対、ひとつの例外もなく「英語ペラペラ」がくっつくの。
滝川クリステルがテレビにうつるたびに「彼女は英語もフランス語もペラペラだからなぁ」と感心するからさ。「彼女、アナウンサーでしょ。フランスで生まれたんだし、外国語が得意なのはそんな特別なことかしら?」っていうと「それは理屈だよ」って、ワケがわからない。
とにかく驚くのは、ダンナがテンパッたときね。この前も宅配便の受け渡し日の行き違いで、電話でコールセンターの人と“口論”になったらさ。突然「おお、のー」って声をひっくり返したの。
「わっちゃ、ねーむ?」
「おお、りありー?」
「いえ~す」
うちのダンナの英語はこれが限界。なのに、ハッタリをきかせるときは英語で闘うって決めているらしい。英語になっていればまだいいわよ。「わたしは、あなたの、いうこと、わかりませーん」って“英語節”でいわれてごらんって。恥ずかしくてその場から消えたくなるから。
※女性セブン2011年6月2日号