女性をかわいく、セクシーに撮影するためにはどんなテクニックが必要なのか? AKB48のお姉さん的グループ・SDN48をモデルにした『男のデジイチ教本「女の撮り方」』(小学館刊)でプロの撮影テクニックを披露したカメラマン渡辺達生氏が、実際の写真をもとに解説する。第6回はキレイ系ポーズの見つけ方について。
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女の子の水着写真でキレイに、そしてセクシーに撮れているものは、バストとヒップと、その2つをつなぐカラダのラインが調和している作品だ。女性特有の丸みのあるボディに、しなやかなラインが出ているかどうか。そのためには、ちょっとカラダをひねってもらうとまとめやすいはず。ゆっくりと、いろんなポーズをとってもらいましょう。
また、写真のように、手を後ろに置いてカラダをそらせると、セクシーな印象が強まる。ただ、あまり細かく動きを指示すると、どんどん不自然なポーズになってしまうので気をつけたい。わかりやすく、ラクに動ける指示が基本。
そこで、カラダを動かせるだけでなく、手を使ってもらうことも考える。手で髪を掻き上げてもらうだけで、カラダにひねりが加わるからだ。手の動きの指示は、具体的になるため、女の子にもわかりやすい。
撮影■渡辺達生
【モデルプロフィール】
亜希子(あきこ)1989年8月18日生まれ。身長157cm・B75・W58・H83。
2010年5月からSDN48として活動開始。2期生。高校生から数々のドラマに出演、女優としても活躍中。公式ブログ(http://gree.jp/akiko_sdn48/)