なんとも理解し難い2人だ。脚本家の三谷幸喜(49)と、女優・小林聡美(46)が、23日に離婚したが、その理由はいまだハッキリしない。2人は「はっきりした理由があるわけではありません。ただ、考え方や価値観の小さな違いが積み重なり、それがだんだん大きくなってしまった」と連名のファックスで説明するのみだ。
芸能界でまことしやかに囁かれているのは、三谷のあまりの変人ぶりにさすがの小林も匙を投げたのではないか、という説だ。三谷を知る舞台関係者がいう。
「“よく15年以上も持った”というのが、周囲の正直な意見ですよ。だって、三谷さんって何から何までヘンなんです。結婚の時の会見で、“人が寄りつかないような家庭がいい”といったのなんて序の口です。
小林さんが家で料理を作っても、“人に見られていると恥ずかしくて食べられない”といってご飯を食べなかったりする。それ以外にも、出かけようとする小林さんを驚かせようと、玄関前でパンツ一丁で30分以上隠れていたり、小林さんが旅行で出かけている間、“君がいないから洗濯できなかった”とずっと同じ靴下をはき続けていたこともあったみたい。
どれも三谷さん一流のユーモアなんだけど、結婚して時間が経つと、そうは感じられなくなってくるのかもしれないですよね」
※週刊ポスト2011年6月10日号