夏になると気になるのが、ムダ毛の処理だが、エステサロンなどで脱毛を希望する女性のほとんどが、最初はわきを選択する。しかし、最近ではVIOゾーンとよばれるデリケートな部分の処理を希望する女性が急増しているという。若い世代ばかりではなく、R40の女性たちでもジムや水泳教室などに通う人が増え、水着になる機会が多くなったからだという。『タカミクリニック』高見洋院長はいう。
「ビキニラインのVゾーン、陰部のIゾーン、お尻の穴周囲のOゾーンの毛を処理する女性はここ数年で3割程度増えましたね。Tバックやレースの下着をきれいに着こなしたいというかたも多いです」
また、セルフケアを怠りがちな部位の施術も、需要が高いという。
「案外、気を配っていない人もいるようですが、女性の鼻の穴からのぞく鼻毛に幻滅する男性は多い。せっかくきれいにお化粧しても、鼻毛が出ていては魅力も半減ですからね。美意識の高い女性は鼻毛の脱毛にも着目しています」(高見院長)
鼻の穴にレーザーをあてると聞くと痛そうに思えるが、心配は無用だという。
「ブロック麻酔というほとんど痛みを感じない麻酔を、ほんの一瞬打ちます。2~3分程度で痛みは感じなくなりますし、施術も数分で完了します」(高見院長)
1回(9600円)で効果が出るというのもうれしい。
「わきや手足なども同様に1回の施術でも効果を感じる人が多いですね。個人差はありますが、1か月に1回のペースで3~5回も受ければ、たいていのかたが“きれいになった”と実感されますね」(高見院長)
※女性セブン2011年6月9日号