現代において、裸で路上を走り回っていたら即通報となってしまいそうだが、全裸で街中を走り回るという「ストリーキング」が世界中で大流行した時代があった。では、日本における最初のストリーキングは、いつのことだったのだろうか?
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日本国内で最初とされるのは、昭和49年3月11日、沖縄に駐留していた米兵によるものだった。
また、同日には、海兵隊のキャンプ瑞慶覧内にあるクバサキ高校で7人の男女学生が校内を疾走したことが報じられている。その翌日から日本全国でストリーキングが多発。12日に日本人男性が広島市の繁華街に出現、これが日本人初のストリーキングとされる(通報を受けて警官が追ったが逃走した)。
さらに15日には六本木でも発生。17日には銀座で米国人の17歳の女子高生が歩行者天国中の中央通りを駆け抜け、警察に逮捕された。警察庁防犯少年課の発表によると、この1か月間で1都9県で25件が起き、11件17人が公然猥褻または軽犯罪法違反で逮捕された。
※週刊ポスト2011年6月10日号