芸能

『ホンマでっか!?TV』コメンテーターの審査は結構厳しい

世の中の様々な事象や噂について博識な専門家が解説をし、それに対して「ホンマでっか!?」と突っ込みを入れたくなるバラエティ番組『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)。「尾木ママ」こと尾木直樹氏や金子哲雄氏といった「スターコメンテーター」を生み出す番組だが、ここに出演するにはキチンとした審査を受ける必要がある。

書類選考ともいえそうなのが、普段からその人物がインタビューや著書で何を言っているかを制作会社スタッフがチェックすることである。その内容が番組的に「ホンマでっか?」と言いたくなるようなものになりそうだという感触があれば、スタッフはその専門家にアプローチを開始する。

そして実際に会ってみると専門家はかなり深掘りした話を求められる。たとえば、「副業で儲けるプロ」としてスタッフと会った男性によると、「一般人にもできる具体的な方法は何かを徹底的に聞かれ、そのリスク、かける時間、実際に儲かる金額といった話まで踏み込まれました」ようだ。

その後、一般人には副業はなかなか難しいとの結論になりかけたところで、「ならば、番組メイン司会の明石家さんまさんだったらどうか?」と聞かれた。「さんまさんくらい知名度があれば自分の名前で数億円は稼げる」と答えたところ、その場はおおいに盛り上がり、スタッフからは「この発言が出たらスタジオも盛り上がるんじゃない?」の声が出たという。

その後同様に質問を重ねられるのだが、最後に来るのが「撮影タイム」。映像を通じ、その専門家がどのように見えるのか? テレビ映えはどうか? などをその場にいるスタッフ以外も会議の席でチェックすることが目的。

こうして綿密な審査を経て、ようやく同番組の「コメンテーター(ホンマでっ会)」が決定するのである。前出専門家男性は「出演に至るには、知識もさることながら、『ルックスに特徴があるか』『さんまさんからいじられやすいキャラかどうか』も重要だと思います」と感想を述べた。


関連記事

トピックス

都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン
『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で発言した内容が炎上している元フジテレビアナウンサーでジャーナリストの長野智子氏(事務所HPより)
《「嫌だったら行かない」で炎上》元フジテレビ長野智子氏、一部からは擁護の声も バラエティアナとして活躍後は報道キャスターに転身「女・久米宏」「現場主義で熱心な取材ぶり」との評価
NEWSポストセブン
小笠原諸島の硫黄島をご訪問された天皇皇后両陛下(2025年4月。写真/JMPA)
《31年前との“リンク”》皇后雅子さまが硫黄島をご訪問 お召しの「ネイビー×白」のバイカラーセットアップは美智子さまとよく似た装い 
NEWSポストセブン
元SMAPの中居正広氏(52)に続いて、「とんねるず」石橋貴明(63)もテレビから消えてしまうのか──
《石橋貴明に“下半身露出”報道》中居正広トラブルに顔を隠して「いやあ…ダメダメ…」フジ第三者委が「重大な類似事案」と位置付けた理由
NEWSポストセブン
異例のツーショット写真が話題の大谷翔平(写真/Getty Images)
大谷翔平、“異例のツーショット写真”が話題 投稿したのは山火事で自宅が全焼したサッカー界注目の14才少女、女性アスリートとして真美子夫人と重なる姿
女性セブン
中日ドラゴンズのレジェンド・宇野勝氏(右)と富坂聰氏
【特別対談】「もしも“ウーやん”が中日ドラゴンズの監督だったら…」ドラファンならば一度は頭をかすめる考えを、本人・宇野勝にぶつけてみた
NEWSポストセブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《中居氏とも密接関係》「“下半身露出”は石橋貴明」報道でフジ以外にも広がる波紋 正月のテレ朝『スポーツ王』放送は早くもピンチか
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(写真は2019年)
《体調不良で「薬コンプリート!」投稿》広末涼子の不審な動きに「服用中のクスリが影響した可能性は…」専門家が解説
NEWSポストセブン
現役時代とは大違いの状況に(左から元鶴竜、元白鵬/時事通信フォト)
元鶴竜、“先達の親方衆の扱いが丁寧”と協会内の評価が急上昇、一方の元白鵬は部屋閉鎖…モンゴル出身横綱、引退後の逆転劇
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”川崎春花がついに「5週連続欠場」ツアーの広報担当「ブライトナー業務」の去就にも注目集まる「就任インタビュー撮影には不参加」
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
広末涼子、「勾留が長引く」可能性 取り調べ中に興奮状態で「自傷ほのめかす発言があった」との情報も 捜査関係者は「釈放でリスクも」と懸念
NEWSポストセブン