同窓会といえば、昔のマドンナがどんな年のとり方をしているかに興味が集まるものだが、56才の主婦があまりにも残酷な年月の経過について語ってくれた。
* * *
50代の同窓会ってヘタなドラマよりずっと見応えあるね。昔のクラスのマドンナA子は、外資系のエリートサラリーマンと結婚したはいいけど数年前に夫が借金を抱えたまま失踪したとかで、髪はボサボサ。毛玉つけたニットで生活苦がにじみ出てたの。
一方、それほどかわいくなかったB子は、独身ながら会社経営者。髪にも肌にも、口ぶりにもツヤがあって「何したらそんなにキレイでいられるのよ」って、みんなに囲まれて質問攻め。
でも、本当にうらやましいと思った同級生C子は、地味だけどよく見ると仕立てのいいスーツ着て人の話をニコニコといつまでも聞いていられる。ゆとりある暮らしぶりがにじみ出てたもの。
※女性セブン2011年6月16日号