食の安全が問われる中、賞味期限を守るのは大事なことではあるけれど、すべてをきちんと守っている人ばかりではないはず。そこで、食のプロである栄養士の井上和子さんに、牛乳の飲むと危険! な判断の目安や、長持ちさせる方法を聞きました。
牛乳は基本、冷蔵保存で2~3日。パックが膨らんでくることがあるが、口を開けてみて、表面にブツブツや黄色っぽい膜ができていたら、あきらめる。心配なときは鍋に入れて温めてみると一目瞭然。表面に薄い膜が張ればOK。
カッテージチーズにして水分を除くと保存性がアップ。その手順はまず、鍋に牛乳を入れて温め、火を止めて2カップあたりにレモン汁大さじ2を混ぜる。水分が分離してポロポロに固まったら、布巾を敷いたざるにあけて水分をこす。
また、牛乳は冷凍してもほとんど風味が損なわれない。約1か月は解凍して普通に飲める。
※女性セブン2011年6月16日号