社会現象といえるほどにセンセーションを巻き起こしているAKB48。彼女たちにスポットが当たるのは当然だが、その一方で熱いファンたちにも注目が集まっている。
まだ無名のアイドルグループだった時代から4年にわたって応援し続ける“かちょすさん”は、東京在住でビデオショップ勤務の30代後半の男性。AKB48ファンから“TO(トップヲタ)”と呼ばれ、一目置かれる有名人で、最強のAKB48ファンだ。
いままで400回近い公演に足を運び、2009年7月のフランス公演にも行ったというかちょすさん。最低限の生活費以外の給料をすべてAKB48に費やしているという。ちなみに、推しメンは峯岸みなみ(18)だ。
そんなかちょすさんには奥さんも、カノジョもいない。そんな彼に両親は呆れ顔という。
「“バカ息子”だとは思ってると思います。“早く結婚しなさい”とか“アイドルばかり追っかけたって何の見返りもないわよ!”としょっちゅう怒られます…」
それでも“推しメン”の峯岸とつきあいたいという考えはない。
「そりゃ結婚しようとかいわれたら、しますよ(笑い)。でも、実際あるわけないでしょ? そもそも峯岸のファンになったのは、14才のときで、彼女も子供でしたからね。恋愛感情というよりは、仲良くなりたいとか育てたいという思いのほうが強いですね。それより重要なのが、他のファンから“峯岸ファンでは、かちょすがいちばんスゲェ”と思われることですかね(笑い)」
総選挙では峯岸に投票するのかと思いきや、かちょすさんは迷っているという。
「もちろん峯岸のことは好きだけど、最近、お互い“飽き”というか倦怠期があるんですよ~(笑い)。向こうもぼくに多少飽きていると思うし…。いま気になっているのが研究生でいちばん人気がある大場美奈ちゃん(19)。かわいいけど、話も面白い(大島)優子タイプなんです。だから正直、どちらに入れるか決めかねているんですよ」
※女性セブン2011年6月16日号