“国民的イベント“ともなったAKB48の選抜総選挙。2009年、2010年の総選挙では、ナンバーワンを巡って大島優子(22)と前田敦子(19)のツートップがし烈な争いを見せていたが、本当の人気は若干違うのではないかとアイドル評論家の北川昌弘さんは指摘する。
「握手会では、それぞれのメンバーのところに列ができるんですが、それを見ると柏木(由紀)さんと大島さんが人気を二分しています。実際、男性ファンだけを見ると柏木さんが1位、2位についてもおかしくはないと思います」
柏木由紀(19)はテレビの情報番組でお天気キャスターを務めていたほどの清楚なキャラ。男性ファンからは“まんまる輪郭とたれ目なところが癒される”と評判だった。
「普段は清楚で癒し系キャラなのにグラビアでは水着で大胆なポーズをとるんです。これが男性にはたまらないんですよ」(北川さん)
もちろん、これまでセンター争いをしてきた大島、前田の支持率の高さはいうまでもないが、このふたりの人気の理由は決定的に違うと北川さんは分析する。
「前田さんはバラエティー番組などでも前には出ていかず、一歩引いている。その控えめなところが男性に支持されているのかもしれません。一方、変顔や鶏の鳴き声などおかしなモノマネをしてウケをとる大島さんは、男性が“気さくで安心できる”と思うのでしょう」
※女性セブン2011年6月23日号