6月9日に開票された第3回AKB48選抜総選挙で1位に返り咲いた前田敦子(19)。千葉・市川市出身の前田は幼いころ、人前に立つのが苦手な内気な女の子だった。小中学校の同級生はこう話す。
「地味で目立たない子でした。授業中も先生に指されないように、下を向いてうつむいてばかりですしね」
そんな前田にAKB48入りを勧めたのは母親だった。
「あっちゃんのお母さんがメンバー募集のポスターを見つけて、少しでも引っ込み思案が直ってくれればと、受けてみることを勧めたんです。“あつなら、きっとできるよ!”と応援してくれたそうです」(芸能関係者)
前田は自分で“マザコン”と公言するほど母とは仲がいい。その母とは、以来、手をたずさえてふたりで歩いてきた。まだAKB48がブレイクする前、自宅の最寄り駅ではこんな姿が見かけられている。
「終電間際、毎日のようにお母さんは駅まで迎えに来ていました。あっちゃんはいつも両肩に大きなバッグをさげて改札を出てくるんです。お母さんはその姿を見つけるとすぐに近づいて、その片方を持ってあげて、一緒に歩いて帰ってました」(近所住民)
※女性セブン2011年6月30日号