「そろそろ扇風機を買わなきゃ」「エアコンも省エネのものに買い替えを」…節電が叫ばれるなか、夏のボーナスを手に、家電売り場を訪れる人も多いはず。そこで、できるだけ家電を安く買うための「家電売り場攻略法」を3つ、家電コーディネーターの戸井田園子さんに聞いた。
【水曜日の夕方に行け】
「家電量販店は、水曜日に価格の見直しをする店が多いんです」と戸井田さん。それは家電量販店が土日の売れ行きを見て、値下げするか、そのままの価格でいくかを、メーカーの動向などを見ながら月火に検討するから。早ければ水曜日の夕方には新価格で店頭に。
【セカンドオピニオンをとれ】
「若い男性店員は性能について詳しかったりするけど、実際の使い心地についてはいまひとつだったりする。一方、ベテランや女性店員は性能については詳しくなくても“生活者の視点”を持っている人が多い。年齢や性別を変えて聞くといいですね」(戸井田さん)
【個性を見極めろ】
量販店によって“品揃えは豊富だけど安さはいまひとつ”“品揃えはいまひとつだけど大量仕入れで製品は安い”といった個性がある。「例えば、生活家電を買いたいなら郊外店舗、デジカメやパソコンなど最先端のものを探すなら都心店で。激戦区かどうかで価格にも差が出ます」(戸井田さん)。
※女性セブン2011年6月30日号