まもなく父の日だが、お父さんには優しくしたいもの。だが、時にそうも扱われなかった偉人がいる。千円札の肖像画にもなっている日本の細菌学者、野口英世だ。その妻であるアメリカ人のメリーは、英世の研究を献身的に支えたとして知られるが、その半面、夫の年収3000ドル(当時)を使い果たす勢いの浪費ぶりだったらしい。
ふたりはニューヨークの酒場で知り合い結婚したのだが、彼女はもともとかなりの大酒飲み。口論になったときはよく英世をぶっとばしていたようだ。そして英世がアフリカに行ったときもついて行かなかったそう。
現代史に名を残すといってもいい、“浪費型悪妻”といえばアニータさん(38才)。29才のときに青森県住宅供給公社に勤める男性と結婚。その後、夫が横領罪で逮捕された。横領総額は14億円。そのうち11億円がアニータさんに渡ったとされ、そのお金で彼女は祖国・チリにプール付きの豪邸を建てた。
※女性セブン2011年6月30日分