いま話題のドラマチック・サンデー『マルモのおきて』(日曜夜9時~、フジテレビ系)は、文具メーカーに勤務する独身男・高木護(阿部サダヲ・41)が、親友の遺児である双子・薫(芦田愛菜・6)と友樹(鈴木福・6)の姉弟を育てるハートフルコメディーだ。
そんな3人の絆を深める重要な役割を果たしているのが、ミニチュアシュナウザーの「ムック」(生後11か月)。“彼”についてのトリビアをフジテレビ広報部の島谷真里さんが教えてくれた。
「ムックは今回が“俳優デビュー”となる新人犬です。楽屋もあります。尊敬する俳優は西田敏行さん、座右の銘は“なせばなる、なさねばならぬなにごとも”ということになっています(笑い)。休日はもっぱら実家でのんびり過ごすそうです」
ちなみに好物はウインナ。撮影中、愛菜ちゃんと福くんは「ムックって、本当に人間の言葉がわかるんだよね」と真剣な面持ちで語り合っていたとか。もしかしたら本当に…。
島谷さんによると、なんとムックには影武者がいるという。トレーナーのいうことをよく聞くお利口さんなムック。本番での熱演ぶりに役者魂を感じさせられるが、リハーサルではよく似たぬいぐるみを代役にして進行しているんだそう。
「ぬいぐるみムックは、いつの間にか“ガチャピン”と呼ばれています」(島谷さん)
ちなみに、ムックの声を担当しているのは子役として活躍する岡亮くん(10)。もちろん、犬の声を演じるのは初めてのことだというが、1話目が放送された翌日、学校で「あれ、おまえの声だろ?」と友達からいわれてビックリしたらしい。
※女性セブン2011年6月30日号