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「体に悪い」と外食を禁止 味のない弁当を夫に持たせる鬼嫁

 男尊女卑といわれていた時代はすでに過ぎ去り、女性のほうが強くて当たり前の昨今。世の夫たちは妻の尻に敷かれるばかりでなく、酷い仕打ちを受けることも珍しくないという。男たるもの黙って耐えてナンボ。そう信じてガマンしてきたけど、もう限界。これだけはバカミサン(バカなカミさん)にいいたい! と各世代の3人衆が集結し、緊急座談会を開催した。

【座談会参加者】
Uさん(IT関連 39才、結婚12年、妻は39才)
Yさん(商社 44才、結婚17年、妻は39才)
Fさん(高校教師 56才、結婚28年、妻は51才)

 * * *
F「あの、DVの経験ってあります?」
U「エッ! ボクは何があっても女性に手を上げません」
Y「やったら最後でしょ」
F「いやいや、加害者ではなく被害者のほう。ボクはホラ」(腕の打撲あとを見せる)
U「わっ! 奥さんにやられたんですか?」
F「うちのカミさんてハンパなく気性が激しいんですよ。それをわかった上で結婚したんだけど、さすがにこの年になるときつい。親にも殴られたことなかったのに、ねぇ」
Y「ねぇって(苦笑)」
U「うちの嫁もかなり激情型で、特に妊娠中から子育ての時期はすごかった。『あんただけ楽しい思いはさせない!』と、飲み会はもちろん、親友の結婚式への出席もキャンセルさせられたし」
Y「うちの妻は薄味命で料理という料理、全部味が薄い、というより味がしない。体に悪いからと外食はもってのほか。味なしの弁当を持たされています。会社の宴会だけが唯一の外食のチャンスなんです」
F「それって、たまのDVよりきつくないですか?」
Y「だから毎回、幹事です。お店を決められるから(笑い)。それでも、味なしご飯を食べ続けてたら、焼き肉のときは、タレの塩分がきつくて、ついビールをガブガブ」
F「お酒はふだん許されているんですか?」
Y「うちは塩でさえ制限されてるんですよ。お酒が許されてるワケ、ないでしょ?(笑い)」
F「ですよね。そうするとたまのビール、おいしいでしょうね」
Y「それはもう」
U「うちは最近、穏やか。その代わりピンクに目覚めちゃった。服はもちろん部屋の小物、包丁にいたるまで何から何までピンク。ちなみに義母もピンク好きで65才のおばあちゃんがショッキングピンクの服を着てうちにやって来ます」
F「すごいっ。でもおもしろそうですね(笑い)」
Y「ああ、やっぱり…」
F「えっ、何が?」
Y「さっきから思ってたんだけど、ボクを含めてひどい妻と生活している男って、どっかで楽しんでいるんじゃないかなって…」
F「うーん。認めたくはないですけどね」
U「認めたらダメでしょ(笑い)」
Y「ですよね~。断固、バカミサンとは闘うんですっ!」

※女性セブン2011年6月30日分

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