妻・みち代さん(40)との泥沼離婚が発覚したプロゴルファーの片山晋呉選手(38)。夫人から5億円の慰謝料を請求されたという報道が大きな波紋を呼んでいる。
しかし、浮気による慰謝料を請求する場合は、明確な証拠が必要だ。夫婦問題評論家で「東京家族ラボ」主宰の池内ひろ美さんがこう話す。
「夫と浮気相手のメールのやりとりを見つけただけでは調停や裁判では浮気の証拠として採用されません。さらに肉体関係があったろうと証明できるような証拠が必要です」
たとえば、ホテルに3時間なり一晩なり、ふたりが一緒にいた、あるいは彼女の部屋に夫が泊まって、その間誰も出入りがなかったというはっきりした証拠を文書化して提出しなければならないという。
一般に、夫の浮気を理由に離婚したい場合は、浮気の事実が確実とわかってから(そのほうが料金もかからないので)、調査会社に依頼して調査してもらったうえ、必要な証拠書類を作成してもらう。そして、弁護士に法律相談をして、調停を申し立てる、という流れにすればスムースに進み、裁判になっても有利にすすめられるという。
片山夫婦の離婚調停は今月28日から始まる。夫への逆襲は成功するのか、その行方が注目される。
※女性セブン2011年7月7日号