突然、年内での活動休止を発表したゴマキこと後藤真希。その背景を「実は、ゴマキの引退にはあの沢尻エリカの存在が大きく影響しているんです」と語るのは、ある芸能プロ関係者だ。
「ゴマキと同じ事務所には今年から沢尻エリカというビッグネームが加入した。そのこともあり、ゴマキには、常々“もっと頑張れ”とハッパがかけられていたようなんです。ゴマキ本人も、そうとう焦ってはいたみたい。仕事量は増えていたものの、働けば働くほど“私が本当にやりたいことって何だろう”と虚しさがつのっていた」
そんなゴマキの「心の穴」を埋めたのが「ゲーム」だった。なにしろゴマキは芸能界でもトップクラスのゲーマーとして有名な存在だ。Wii、Xbox、PSPなど主たるゲーム機はすべて所有し、自宅には「ゲーム部屋」まである。後藤真希をよく知る芸能関係者がいう。
「僕にはさっぱり意味がわかりませんが、人気ゲーム『モンスターハンター』のレベルを上限の999まで上げたことをラジオで告白して、ファンたちの間では“信じられない”と話題になったそうです。
毎日何時間もゲームに費やしている大学生でも、なかなか達成できない数値らしい。“そんなヒマがあったら、歌の練習とか、演技の勉強とか、他にすることあるだろうに……”と周囲は陰口を叩いていました。
しかし、かつてトップアイドルだったゴマキのプライドは今でもすごく高い。同世代の沢尻ばかりが注目されてチヤホヤされるイライラをゲームにぶつけていたのかもしれない」
ゲームはさぞかし面白いのだろうが「普通の自分」がゲーム三昧の日々の中にあるとすれば、あまりに寂しすぎる。
※週刊ポスト2011年7月8日号