ピッチリ七三分けされた髪形に銀縁メガネ。白いYシャツの上に羽織っているのは、グレーの防災服――
東日本大震災以後、原子力安全・保安院のスポークスマンとして、すっかり有名人になった経済産業省の西山英彦審議官(54)。“ヅラ疑惑”がささやかれていたと思ったら、今度は省内の職員と不倫報道まで飛び出し、その後スポークスマンの任を解かれた。
西山氏といえば、超エリートとして知られる。筑波大学付属高校を経て、ストレートで東京大学法学部に合格。卒業後は、通産省(現・経済産業省)に入省し、現在の肩書の審議官は、民間企業でいえば取締役クラスにあたる。家族は妻と1男1女。
西山氏と仕事をしたことのある通産省出身のジャーナリスト・八幡和郎氏がいう。
「西山さんは男ばかりの三兄弟で、全員が東大出身。父親は裁判官という超エリート一家です」
弟は農林水産省のキャリア官僚で、顔は西山氏にそっくりなのだとか。
「カツラ説が報じられ始めたときに、弟さんにまで“お兄さんはカツラなんですか?”と取材が殺到したようです。ちなみに弟さんはヅラではないそうです」(経産省関係者)
※女性セブン2011年7月14日号