テレビ番組にも多数出演し、お茶の間でもお馴染みの流通ジャーナリスト・金子哲雄氏が、ニュースから「経済」を語るこのコーナー。今回、金子氏は、後藤田正純議員の不倫スキャンダルを取り上げた。
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『水野真紀「後藤田正純議員とブランド婚 誤算のどん底」』の後藤田さんには呆れました。銀座のホステスさんと不倫なんて無防備すぎです。いまどきぼくだって街を歩いていたら、「金子を見た」ってツイッターされる時代なのに。
危機管理の甘さもさることながら、彼女を赤坂の議員宿舎に連れ帰ってしまったところに、彼の“ケツの穴の小ささ”を感じました。近くにANAインターコンチネンタルホテル東京だってあるのに!
税金の使い道を考えさせられます。ぼくらが働いて払っている税金が、後藤田議員のH部屋代に消えているんです。この記事は芸能スキャンダルであると同時に、しっかり税金の使い方をチェックしていかなきゃいけないという警鐘を鳴らしています。
政治家は新聞だけじゃなくて「女性週刊誌にどう書かれるか」を考えなければいけませんよ。こんなスキャンダルを書かれたら、本人はもちろん、党全体が女性票を失います。女性にはママ友とか横のつながりがあって、噂は男性よりずっと速く伝わりますしね。
(※編集部注:金子さんは後藤田議員のお相手が北川景子似だということにも随分引っ掛かった模様。怒りが増したようで…)
※女性セブン2011年7月14日号