妻とも娘とも会話がないというお父さん方が、いま真っ先に知っておくべき人物はチャン・グンソク(23)だろう。6月27日に来日すると羽田空港にファンが殺到。翌日の写真展セレモニーでは多くの徹夜組が熱狂。2日間で17回もの投げキッス(日本テレビ系『スッキリ!』調べ)に卒倒したファンは数知れない。
彼を一躍ブレークに導いたのは、日本で昨年放送された韓流ドラマ『美男ですね』だ。作中のわがままだけど愛らしい小悪魔ぶりが、韓流ファンにバカ受けした。
東京・新大久保にある韓流ショップ「モイザ」本店の女性店員は、その人気ぶりをこう明かす。
「彼のグッズで売り上げの半分くらいを占めています。ファン層は非常に幅広く、家族で店に来る方が増えました。幼稚園くらいの女の子まで買いに来ています」
実際に20代の娘とともに来店していた50代主婦に話を聞くと、「私たちおばさん世代はもともとヨン様(ペ・ヨンジュン)のファンで、娘は東方神起(韓国のアイドルグループ)からのファン。グンソクには、母子一緒にハマりました。おかげで会話が増え、こうやって一緒に出かける機会もできた。周りにもそういう母子が増えてますよ」と嬉しそうだった。
※週刊ポスト2011年7月15日号