激しい視聴率争いを繰り広げた『JIN-仁-』(TBS系)と『マルモのおきて』(フジテレビ系)の“日9ドラマ対決”。7月3日に『マルモ』が最終回を迎え、この対決も終わりを告げたのだが、『マルモ』は最終回の放送終了間際、スペシャル版放送決定が告知された。
となると気になるのが『JIN』の続編。TBS広報担当者に話を聞くと、続編はもちろん、スペシャル版や映画化についてもきっぱり否定した。そのせいか、ドラマ打ち上げの席で、出演者のスピーチはさながら“別れの挨拶”だった。
綾瀬は「一生忘れられない作品になりました」といって号泣。大沢は熱くこう語ったという。
「いままでの役者人生の全てを懸けて撮影に臨みました。そして燃え尽きることができたので、これからは、また一から役者人生を探しながらやっていきたいと思います」
え? てことはもう“日9対決”は見納め? テレビ業界に詳しいコラムニストのペリー荻野さんがファンを代表するかのようにこう力説した。
「確かに、続編をやったら、“(最終回の)咲さんの手紙はなんだったの?”ということになる。でも、『踊る大捜査線』(フジテレビ系)や『相棒』(テレビ朝日系)を見ていただきたい。ドラマで、現代にタイムスリップしたと明かして亡くなった佐久間象山のスピンオフでもいいんです。ぜひ、何かしら見せてほしいです」
この声が届きますよ~に!
※女性セブン2011年7月21日号