地上デジタル放送への移行が、いよいよ7月24日に迫っている。当然だが、地デジ放送を楽しむには、アンテナを地デジ対応にしただけでは駄目。テレビも地デジ対応のものに替える必要がある。よくあるのが、マンションやアパートのアンテナが地デジ対応になっているが、テレビを買い替えていないケースだ。
また、テレビの地デジ化は済ませていても、DVDレコーダーなどの録画再生機はアナログのまま、ということはないだろうか。家電コンシェルジュの神原サリーさんが解説する。
「テレビとは別に、録画再生機も地デジ対応にする必要があります。古いDVDレコーダーやビデオデッキは地デジ未対応で、7月24日以降、基本的に再生はできても録画ができなくなってしまいます。目安でいうと10年以上前に購入した録画再生機は地デジ未対応と考えられます」
わが家の録画再生機が地デジ対応か未対応かを見分けるにはこんな方法があるという。
「まず、テレビ画面をビデオやDVDを見るときに使っている『入力1』『ビデオ1』などの画面に切り替えます。次に録画再生機の電源を入れる。そのときに映ったテレビ番組の画面で、右上に『アナログ』と表示されていれば未対応と考えられます」
未対応の人は買い替えを!
※女性セブン2011年7月21日号