3月11日をさかいに、訪日外国人数が激減し、4月は前年比の-62.5%にまで落ち込んだ(日本政府観光局調べ)。そんななか、観光客を誘致するべく、観光立国ナビゲーターを務める嵐に白羽の矢が立った。日本各地の美しい情景をメンバーそれぞれが案内するメッセージフィルム『Message from Japan』が制作され、米国・NYのタイムズスクエアの大型ヴィジョンで放送されたほか、133の国と地域で上映される。
鹿児島市内のみなと大通り公園で、地元の踊り手たちとおはら節を踊ったのは櫻井翔(29)。「輪にはいると、自然と体が動いて踊れてしまった。不思議な感覚でした」と櫻井。居酒屋では地元にある櫻井酒造の焼酎を飲みながら、みんなで地鶏を楽しんだという。
京都で撮影をしたのは大野智(30)。「招き猫には、世界中のみなさんに来てもらえるようにという意味と、よいことがありますように、という思いも込めました」と、同キャンペーンのCMのモチーフとなっている“招き猫”のポーズを見せる。撮影では、東福寺で座禅を組んだり、茶室でお茶も体験。
気胸で1週間休養していた相葉雅紀(28)も復帰。那覇空港からほど近い沖縄本島南部の新原ビーチで、地元の子供たちと招き猫を描いたり、バーベキューをしたり楽しんだようだ。ちなみに、大野は沖縄では釣りがおすすめで、「マグロが釣れる」と語っている。
ねぶた祭りに向け、準備にいそしむ青森県人と招き猫のねぶたを運行したり、跳人(ねぶた祭りの踊り手のこと)と一緒になって踊ったりしたという二宮和也(28)。CMでは、鱈を使った地元の郷土料理や八甲田温泉も紹介。温泉につかるニノの入浴シーンも。
北海道中部にある美瑛の風景や、名産・アスパラガス入りのジンギスカンを楽しんだ松本潤(27)。小学生と人文字で招き猫を作り、「元気な子供たちの姿が印象的でした」と。ふたつ先の山まで見通せるほど広大な土地にも感動したそう。
※女性セブン2011年7月28日号