元モーニング娘。のテレビ東京・紺野あさ美アナ(24)が先日、情報番組でデビューした。元アイドルアナといえば、フジテレビ・平井理央アナ(28)が人気女子アナとして活躍しているが、紺野アナも平井アナのように活躍できるのだろうか?
紺野アナは13才のときにオーディションで選ばれ2001年から2006年までモー娘。に在籍し、ヒット曲を連発。“こんこん”の愛称で、男性ファンから熱い支持を集めた。一方、平井アナは、情報番組『おはスタ』(テレビ東京)に“おはガール”として出演したほか、ティーン誌の専属モデルを務めたが、それ以外の活動はパッとせず、アイドルとしてはブレークしなかった。アイドルとしての実績は紺野アナがはるかに上だ。
では、アナウンサーとしての能力や、将来性はどうなのだろう。アイドルウオッチャーの北川昌弘氏が解説する。
「紺野さんの出演番組を見ましたが、女子アナとしては意外に“正統派”という印象を受けました。今後、活躍できるかは、番組の中でネプチューンの名倉さんも指摘していましたが、“元モー娘。”“元アイドル”を利用するぐらいのことができるかどうか、でしょう。例えば、バラエティー番組で“元モー娘。”ということをいじられたときに、面白い返しができるかどうか。つまり、女子アナはその場その場で臨機応援に対応するという力が重要ですから、その能力が問われます。
まずは、バラエティー、報道、スポーツ関係なく、いろんなジャンルの番組に出演し、ほかの人にはない強みを見つけることも必要でしょう。平井さんに関しては、私はアイドル時代から女子アナには向いている、とみていました。清楚な雰囲気に加えて、安定感のあるしゃべりは、かねてから女子アナ向きだった。資質という面では、もともと備わっていたといえるでしょうね」
お宝グッズ市場でも、ふたりの評価はまるで違う。平井アナがフジテレビに入社した際には、アイドル時代のグッズ価格が急騰。もともと約3000円のサイン入り写真集が3万円近くにまではね上がったほど。一方、紺野アナの場合、現在、アイドルショップやネットオークションでは生写真やポスター、雑誌の切り抜きなどの出品数は増えているが、価格の変動はほとんどない。
「アイドルグッズの価格は、希少性が重要なので、平井さんのグッズは数が少なかったり、販売終了になっていたりで、プレミアがつきやすい面はあります。ただ、平井さんの場合、彼女の女子アナとしての活躍ぶりをみて、ファンの購買意欲が高まった面があります。紺野さんついては、入社後グッズがほしくなったファンが現時点ではそれほどいないということも、値動きがない背景にはあるでしょうね」(前出・北川氏)
すべては紺野アナの活躍次第ということか。