20代と変わらぬ美貌とスタイルを保つ、“奇跡の50代”萬田久子(53)。このほど出版した、『萬田ルールズ』(朝日新聞出版、1680円)で、いつまでも美しくいられる法則、パリの街並みとともに私物を使ったコーディネート術などを紹介している。
その萬田に、大人の女性の美容とファッションのコツをきいた。
「う~~ん…、好きかどうか、というのが大きい。興味ないことを押しつけられても、やりたくないでしょう? 私はもともと大好きだからいつもアンテナを張っているし、情報交換もしたいタイプ。(益若)つばさちゃんやベッキーちゃんを見ていても思うけれど、若いコはチャームポイントを生かしたメイクとか演出がすごく上手だから、いろいろ参考になりますよ。私、一度でいいから『109』に行ってみたいと思ってるんですけどね(笑い)。興味がわけば自分でどんどん研究するじゃないですか。私の美容法やファッションセンスが絶対ではないけれど、この本がそのちょっとでも“好きになる”きっかけになればとは思います」
そして、こんなショッピングのアドバイスをくれた。
「“習うより慣れろ”。試着は絶対してください。厚かましいと思われても、気に入った服があったらサイズ違いも全部試着してみる。私も買うときは必ずサイズ違いを試着しますよ。同じブランドでも、デザインによって若干作りが違うので、ジャストで着たほうがいいのか、オーバーめに着るのがかわいいのか、少し小さめに着たほうがキレイか違ってくる。自分はMサイズだから、と決めつけずに。値段は関係ないので、セール品で充分ですよ。でも、それを続ける原動力は、好きということと、やっぱり人に褒められることだと思うんですけどね」
※女性セブン2011年7月28日号