芸能

岡本夏生 被災地で自分が芸能人の意味、独身である意味悟る

 ブレイクを果たす昨年までの10年もの間、芸能界の表舞台から姿を消していた岡本夏生(45)。スキャンダルを起こしたわけでもない。事件に巻き込まれたわけでもない。ただ視聴者に飽きられ、メディアから“干された”。そんな “失われた10年”について語った。

 * * *
 岡本は3.11の東日本大震災以来、「ひとり募金活動」を開始。頻繁に被災地を訪れ、物資や現金を届けている。

 募金活動で集めた義援金はすぐに1円単位でブログで公開し、現金で被災地の人に直接渡している。

「私自身も初めに100万円を日本赤十字の団体に寄付したけど、そのお金がどこでどう使われたか、知りたくても知ることなど許されない。だったら目の前の困っている人にひとり1万円ずつ配ったほうがよっぽどわかりやすいと思ってさ。大きな組織に募金するのもいいかもしれないけど、小さいところに手渡しで顔の見える形で使ってもらう。そうすれば、この子が学校にはいったときにランドセル買ったよとか、扇風機買いましたよとか、ちゃんと見えるじゃん」

 そして、支援活動を通じて、岡本は自分が芸能人である意味、自分が独身である意味がわかったという。

「結婚して小さな子供がいるとか、被災地に行きたくても行けない人はいっぱいいる。でも私は独身で子供もいない。猫や犬など動物も飼ってない。事務所にはいってないから仕事のスケジュールも自分で調整できる。それに再ブレイクしたおかげでお金も少しは余裕があるから、自腹で活動できる。私はたまたま芸能人だったから影響力がある。そう考えると、私が芸能人になった意味も、独立した意味も、結婚も出産もしなかった意味も、全部初めて答えが出たわけよ」

※女性セブン2011年8月4日号

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン