プロ野球のロッテ・阪神、米大リーグのヤンキースなどで活躍した伊良部秀輝氏が、7月27日、米ロサンゼルス近郊の自宅で亡くなった。42歳だった。そんな伊良部氏が日本球界復帰後、阪神在籍中に明かした健康管理術について、元巨人投手・橋本清氏はこうリポートしていた。(週刊ポスト2003年10月10日号より)
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飲んだ後には、肝臓にいいというウコンの錠剤を飲み、食事の前には動脈硬化を防ぐという黒酢を欠かさないなど、自分の体の管理には実に細かく神経を遣っています。こうした生活態度も、阪神ナインには参考になっていると思いますね。
「普段もビールに氷を浮かべ、マドラーでかき回してアルコールを飛ばし、ソフトドリンクとして飲んでるんや」
と徹底していますからね。家では「オリーブオイルしか使わない」というこだわりを含めて、伊良部の「投げるための管理術」はまさにメジャー級です。