芸能

椿鬼奴 母もパチンコ好きで偶然隣の台になり助言もらうことも

 バラエティーなどで引っ張りだこのお笑い芸人・椿鬼奴(39)。お笑い芸人になるまではフリーターやOLなど職を転々。ブレイクしたのは2年前で、それまでは自分で家賃も払えなかった。そんな彼女を母は、何もいわずに見守ってくれたという。いまもふたり暮らしを続ける母への思いを語った。

 * * *
 お笑いには母はあんまり興味がないみたいです。普段はFMのJ-WAVE聴いて、DVDを借りて映画見てますね。下ネタもキライ。ある意味、品がいいモダンな女性なんです。いつだったか、ライブのチラシに映画『シカゴ』のコスプレした超ミニスカートの写真を載せたら「イヤらしいネタをやってるんじゃないでしょうね」といわれたけど、仕事でいわれたのはそれぐらい。テレビは、たまに見てくれてるようですけどね。

 2年前までは2Kの木造アパートで母とふたり暮らし。狭くて、洗面所もないので台所のシンクで顔も洗うんです。バイト時代はお金入れていたけど、お笑いをやるようになってからは家賃も母が黙って払ってくれていましたね。

 お金を渡せるようになったのは1、2年前からです。都内に移って少しだけ広いマンションになり、洗面所もつきました。でも炊飯器はないんです。私も母も、朝はパン食だし、夕食もビールにおかずだから、お米を炊かない。よくお袋の味っていうけど、それも特にない。ただ、小さなときからレンコンのはさみ揚げが好きで、誕生日に作ってくれましたね。最近では、逆に私が母の誕生日に焼き肉屋さんに連れて行ってあげると、喜んでくれます。

 そんな母とは顔も性格も違うけれど、パチンコとお酒好きなところは似てます。もちろん、母は朝まで飲むことはないけれど。以前はたまに母とパチンコ店で偶然、隣同士になることもありました。負け込んでいると母から「あの台がいいんじゃない」とアドバイスもらったり。母のほうが立ち回りもうまくて、人生もパチンコも上手みたい。家のことも掃除だって全部任せっぱなし。いまも昔も母の存在にすごく助けられていますね。いつか、温泉でも連れて行ってあげたいですね。

※女性セブン2011年8月11日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン