今年、芸能生活50周年を迎えた加藤茶(68)。加藤は、わずか5年前に生死の境をさまよったばかりだ。2006年、「大動脈解離」という難病に襲われたのだ。
治療せずに1か月放置すれば生存率は5%しかないともいわれるだけに、一時は命すら危ぶまれた。それでも10時間に及ぶ大手術によって生還したのだ。 3月1日の誕生日には、ドリフターズのメンバーをはじめ総勢860人が集まる大規模な祝賀パーティが開催された。
実は、盛大なパーティの陰で、加藤にとってもうひとつの大きな節目となる出来事が進行していた。
6月下旬、加藤はコッソリと再婚に踏み切っていたのである。お相手をAさんとしよう。驚くべきはその年齢だ。なんと45歳年下、まだ23歳になったばかりという“おさな妻”なのだ。
芸能関係者がいう。
「女性は広島県出身で、加藤さんとはわずかな交際期間で結婚したようです。清楚な和風美人。加藤さんは“若い娘と付き合うとパワーをもらえる”と周囲にイバッていましたが、まさか結婚していたとは……」
加藤といえば、2003年に離婚した前妻とも大きく年齢が開いていたが、それでも18歳差だった。前妻との間には20歳になる長女もいる。古希を目前にして、娘と歳の変わらない20代の美女と付き合えるとは――ウラヤマシイかぎりである。
広島にある新妻の実家近くに住む住民がいう。
「加藤さんにとっては2度目の結婚ですし、“あまり派手にしたくない”という事情もあって、結婚式や披露宴を表立ってやることは避けたそうです。ですが、Aさんのご実家が地元で幅広く会社経営をしている名家ということもあり、“ケジメだけはつけないと”ということで、親戚を大勢招いて結納を厳粛に執り行なったらしい。Aさんのご家庭も“まさか68歳の結婚相手を連れてくるとは……”と面食らったそう。それでも、加藤さんのフレンドリーさと気遣いで、すぐに打ち解けたようです」
※週刊ポスト2011年8月12日号