最近フジテレビでは宮瀬茉祐子アナ(29)、木幡美子アナ(44)、田代優美アナ(44)らが続々と異動し、女子アナの立場が安泰ではないことをまざまざと見せつけられた。そんななか、TBSでは、いまだに「堺正章の寵愛を受けた女子アナはブレイクする」という神話が受け継がれている。
『チューボーですよ!』でアシスタントを務めた際、堺との関係が良好だった雨宮塔子(40・1999年退社)、木村郁美アナ(38)、小林麻耶(32・2009年退社)らは、いずれもTBSで一時代を築いた。
しかし、2代目担当の外山恵理アナ(35)は、堺と折り合いがあわず短期間で降板。以降テレビ出演は減り、TBSラジオに主戦場を移すことになった。
現在のアシスタントは若手の枡田絵理奈アナ(25)だが、こちらは堺の心をギュッと鷲掴みにしている。
TBS制作スタッフの話。
「枡田アナの“ジジ殺し”ぶりは歴代担当アナの中でも突出してます。“スパイダース時代の堺さんの声、凄く好きです~”なんて、堺さんをくすぐる一言をサラッと発することができる。いまTBSでは出水麻衣アナ(27)と青木裕子アナ(28)が頭ひとつ抜けていますが、ここに枡田アナと田中みな実アナ(24)が加わって“TBS四天王”といわれはじめている」
田中みな実アナも同僚や上司からのウケがいい。
「『サンデー・ジャポン』での下ネタも辞さないリポートぶりには批判もあるが、スタッフの心をつかむ人心掌握術はさすが。ロケ先で余ったペットボトルのお茶をスタッフたちに配ったりと、気配りを欠かさない」(前出・TBSスタッフ)
普通の会社と同様、女子アナの世界も人間関係が重要なのである。
※週刊ポスト2011年8月12日号